10年後物語 — 2036年のNext Partners
朝9時。事務所のミーティングは、今日も10分で終わる。
夜間のうちにAIが仕分けた顧問先からの相談は23件。うち19件は、AIが下書きした回答をスタッフが確認して、始業前にもう返信済みだ。ミーティングで話し合うのは、残りの4件——AIには任せられない、人と人との機微が絡む相談だけ。「この院長、本音は別のところにありそうだね」「じゃあ午後、私が電話で聞いてみます」。私たちの仕事は10年前と変わらず、質問で本当の課題を見つけることだ。変わったのは、それ以外のほぼすべての作業に、人の手がかからなくなったこと。
午後、新規の問い合わせが入る。都内で3院を運営する医療法人。紹介元は、10年来の顧問先の院長だった。電話口の理事長は言った。「〇〇先生に相談したんです、いい社労士さんいないかって。そうしたら『採用と定着で悩んでるなら、Next Partnersさん一択だよ。うちが質の高い医療を提供できているのは、あそこのサポートがあるからだ』と言われまして」
夕方。入職3年目のスタッフが、初めて一人で担当した顧問先の「職員定着率レポート」を嬉しそうに見せに来る。1年前に一緒に設計した評価制度が定着し、離職がゼロになったクリニックだ。「院長より先に、看護師長さんが喜んでくれたんです」。彼女は入職したとき、社会保険の「し」の字も知らなかった。今は、クリニックの組織づくりを語れる。私たちの事務所自身が、「働くことを通じて成長と豊かな人生を実現する」場所であり続けている。
18時、全員が退勤する。明日は在宅勤務の者もいる。子どもの行事で午後から抜ける者もいる。それでも仕事は回る。10年かけて、私たち自身の職場を、顧問先に胸を張って見せられる「働き方のショールーム」にしてきたからだ。
医療の現場で働く人が、安心して患者さんに向き合える。その裏側を、私たちが支えている。2036年、「質の高い医療を提供するには、Next Partnersのサポートが絶対必要」という言葉は、営業トークではなく、顧問先が自分の言葉で語る事実になっている。
※ この物語は「予言」ではなく「設計図」です。ここから逆算して、今年・今期の目標を決めます。細部(AI活用・働き方・紹介の連鎖)は毎年の振り返りで書き換えて構いませんが、核となる一文だけは変わりません。